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歪みがあっても痛みが出ない人の特徴とは?整体師が徹底解説

  • 執筆者の写真: 克嘉 赤澤
    克嘉 赤澤
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分
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日常生活の中で「骨盤が歪んでいますね」「姿勢が崩れているから痛みが出ていますよ」と言われた経験はありませんか?

整体や整骨院では良く聞かれるフレーズですが、実際には「歪みがあっても痛みが出ない人」も数多く存在します。

ではなぜ、同じように歪みがあるのに「痛みが出る人」と「出ない人」がいるのでしょうか?本記事では、理学療法士として15年以上の臨床経験を持つ私が「歪みと痛みの関係」について解説します。


■歪みと痛みの関係は必ずしもイコールではない

医学的には「姿勢の歪み=必ず痛みが出る」という図式は成立しません。

軽度の側弯や猫背があっても無症状の人は大勢います。

歪みは痛みの”リスク要因”ではありますが、”原因”と断定することはできないのです。


痛みは以下のような多くの要素が組み合わさって起こります。

・筋肉や関節の負担

・神経の過敏化(中枢感作)

・睡眠やストレスなど生活習慣

・心理的な不安や緊張


そのため「歪み=痛み」と一概には言えないのです。


■歪みがあっても適応できている人の特徴

では、歪みがあるのに痛みが出ない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

①柔軟性が高い

関節や筋肉の可動域が広く、多少の歪みでも負担を分散できます。


②筋力・安定性がある

体幹や股関節周囲の筋肉がしっかり働き、関節を支える力が強い


③神経系のコントロールが良い

バランス感覚が良く、姿勢のズレを無意識に修正できる。


④回復力が高い

睡眠や食事、ストレス管理ができており、疲労が残りにくい。


⑤痛みの感受性が低い

神経が過敏化していないため、多少の刺激でも痛みに結びつかない。


⑥生活習慣が整っている

長時間同じ姿勢を避け、適度に運動する習慣がある。


■逆に痛みが出やすい人の特徴

・柔軟性が低く、代償動作ができない。

・筋力不足で支える力が弱い

・長時間同じ姿勢を取ることが多い。

・睡眠不足やストレスに過多

・慢性的な痛み経験があり神経が敏感


■まとめ

・歪みがあっても必ず痛みが出るわけでなはい

・適応できている人は「柔軟性・筋力・回復力・生活習慣」が整っている

・痛みが出やすい人は「柔軟性や筋力不足+生活習慣の乱れ」が多い


整体では、ただ歪みを整えるだけでなく、身体が適応できる力を引き出すことが重要です。

当院では姿勢チェックだけでなく、筋力・柔軟性・生活習慣まで含めて総合的にサポートしています。

「自分で歪みがあるけど痛みが出やすいタイプかな?」と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

 
 
 

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